前歯のガタガタ・リンガルブラケット矯正法(上顎前突・開咬・抜歯)
【治療前】 【治療中】
【治療後】
●治療の詳細
主訴 | 上の歯並びが気になる |
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年齢・性別 | 22歳女性 |
症例問題点 | 上下顎前歯唇側傾斜・開咬 |
診断 | 下顎前歯の先天欠損を伴うアングルⅡ級、骨格性Ⅱ級、上顎前突症例 |
治療装置 | マルチブラケット装置(ハーフリンガルブラケット矯正法) 歯科矯正用アンカースクリュー |
抜歯/非抜歯 部位 | 抜歯 右上5番・左上4番・右下2番と左下2番は先天欠損 |
治療期間 | 3年6か月 |
治療の主なリスク・副作用 | 上顎前歯の後退量が多いため、歯根吸収を引き起こす可能性がある。 歯間空隙(ブラックトライアングル)ができる可能性がある。 |
治療費用 | ¥1,250,000 +税 |
●症例解説
上下の前歯が著しく前に飛び出した状態です。口も閉じにくく、前歯の当たらない開咬であり、唇も突き出た状態でした。
もともと出っ歯であることと、下の前歯が生まれつき2本欠損していました。これを改善するため、上の小臼歯を2本抜歯して、前歯を内側に倒し込みました。
上顎、下顎両方に、リンガルブラケット矯正装置を用いました。前歯を最大限に下げるために、歯科矯正用アンカースクリューを用いました。
治療の結果、開咬が改善し、前歯でものが噛み切れる緊密な咬合が確立できました。