外科矯正(顎変形症)

Ope

外科矯正(顎変形症)

このようなお悩みはありませんか

このようなお悩みはありませんか
  • 受け口(反対咬合)に悩んでいる
  • 顔や顎に歪みがある
  • 下顎が出っ張って噛み合わない
  • 噛み合わせが悪く発音や滑舌が悪い

これらの症状の原因は、顎変形症の可能性があります。 矯正治療の専門医院である当院で詳しく検査・診断して治療いたしますので、ぜひご相談ください。

外科矯正について

骨格に原因があるケースに対応

骨格に原因があるケースに対応

噛み合わせや歯並びが悪くなる原因が、

  • 顎の骨が小さい(大きい)
  • 骨の位置がズレている

といった骨格の問題も絡む場合は、一般的な歯列矯正では限界があります。

このような骨格の問題が原因で、単体の矯正治療だけでは噛み合わせや歯並びなどの改善が難しい場合、外科矯正をおこないます。

外科矯正の仕組み

外科矯正の仕組み

外科矯正は、歯列矯正と外科手術による根本的な問題の解決を組み合わせておこなう治療です。 矯正装置だけでの治療と比較して、大幅な改善が期待できます。

術前矯正治療

手術後の噛み合わせをより良くするため、矯正治療をおこないます。
 
 ▼

外科手術

顎の骨を削ったり、顎の骨の位置を調整し、根本的な原因を解消します。
 
 ▼

術後矯正治療

再び矯正治療をおこない、噛み合わせの安定を図ります。

外科矯正の注意点

外科手術を伴う

入院、手術(全身麻酔)が必要です。 経験豊富な専門病院をご紹介します。

知覚異常

一時的に顔の腫れ、口周りのしびれなどが起こる可能性があります。 徐々に治まっていきますが、長く続く場合はお知らせください。

食事や会話が不自由

術後しばらくは口を大きく開けられないため、食事や会話が制限されます。

後戻りの可能性

皮膚や筋肉の影響で後戻りする場合があります。 定期検診にお越しいただき、慎重に経過を観察します。

口腔内の違和感

顎の位置が変わるため、お口の中などに違和感があります。だんだんと慣れていきます。

心理的負担

顔立ちの変化にストレスを感じることがあります。 しんどさを感じるときはいつでもご相談ください。

当院の外科矯正の特徴

顎口腔機能診断料算定の指定医療機関

顎口腔機能診断料算定の指定医療機関

当院は厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして近畿厚生局長に届け出た保険医療機関であるため、顎変形症の手術前後の矯正治療は保険が適用されます。

当院の外科矯正の症例はこちら

精密な外科矯正

臨床指導医による外科矯正

患者様の不安なお気持ちに寄り添い、科学的根拠に基づいたゴールを共有しながら丁寧に治療を進めます。

正しい噛み合わせを確立する

正しい噛み合わせを確立する

現在のお悩みの解決や見た目の改善はもちろん、正しい嚙み合わせの確立を第一に、緻密な外科矯正をおこないます。

好立地で通院しやすい

好立地で通院しやすい

武庫之荘院は駅から徒歩1分という好立地です。 矯正治療は、治療にかかる期間も比較的長くなるため、通院の負担が少ないことは大変重要な要素であると考えています。

仕事帰りでも通える診療時間

仕事帰りでも通える診療時間

平日は19:30まで、土曜日も18:00まで治療をおこなっているため、余裕を持って、無理なく治療やメンテナンスを続けることができます。

外科矯正で対応する顎変形症(がくへんけいしょう)

外科矯正で対応する顎変形症(がくへんけいしょう)

外科矯正の対象は、矯正治療だけでは改善が難しい「顎変形症」と診断された方です。

  • 歯だけでなく骨格自体に原因がある
  • 顎の骨の位置や大きさに異常がある
  • 顔に歪みがある

代表的な顎変形症

下顎前突症(かがくぜんとつしょう)反対咬合、受け口

下顎前突症(かがくぜんとつしょう)反対咬合、受け口

上下の歯の噛み合わせが逆。下顎が大き過ぎたり、上顎が小さ過ぎたりすることが原因で起こる。

小下顎症(しょうかがくしょう)

小下顎症(しょうかがくしょう)

発育不全で下顎の骨が極端に小さい。

上顎前突症(じょうがくぜんとつ)出っ歯、口ゴボ

上顎前突症(じょうがくぜんとつ)出っ歯、口ゴボ

上の前歯や上顎が前に出ている。 下顎前突症とは逆に、下顎が小さ過ぎたり、上顎が多き過ぎたりすることが原因で起こる。

開咬症(かいこうしょう)オープンバイト

開咬症(かいこうしょう)オープンバイト

奥歯を噛み合わせた時に、上下の前歯が噛み合わず、隙間ができる。

上顎側方偏位・下顎側方偏位

上顎側方偏位・下顎側方偏位

上顎や下顎が左右に歪んでいる。

その他のケース

その他のケース
  • 噛み合わせや歯並びが悪い
  • 発音がしにくい

このような症状も、外科矯正の対象となる場合があります。

美容整形との違いについて

美容整形との違いについて

美容整形と外科矯正では、次のような違いがあります。

外科矯正

・機能改善が目的(噛み合わせなど)
・治療期間が長い
・保険が適用される

美容整形

・見た目の改善が目的
・治療期間が短い
・自費による治療

「噛み合わせや歯並びは正常、でも顎の歪みやバランスの悪さが気になる」という方は、歯の機能自体に問題がないため、美容整形の対象となります。

治療の流れ

STEP1初診カウンセリング

初診カウンセリング

カウンセリングをおこない、患者様のお悩みやご希望などをお伺いします。 ご質問があれば何でもおっしゃってください。

STEP2検査・診断

検査・診断

レントゲン検査やCT検査、歯型取り、顔や歯の写真撮影などをおこない、現在の歯並びや顎の状態などを確認します。 外科的処置についてはご不安も多いと思いますので、治療方針や期間、費用について、特に詳しくご説明いたします。

STEP3手術前の歯列矯正

手術前の歯列矯正

手術で顎の骨の位置関係を変えたあと、上下の歯が噛み合うように予測を立て、矯正装置(マルチブラケット装置)を使用して歯を動かします。 月1回程度の通院が必要で、期間は2~3年ほどかかります。

STEP4入院・手術

入院・手術

外科手術は経験豊富な大学病院へご紹介いたします。 術前検査で、手術が問題なくできるかどうかを確認します。 手術の内容によって、手術時間や入院期間が異なります。 手術時間は2時間以上(全身麻酔)、入院期間は10日~2週間が目安です。

STEP5手術後の歯列矯正

手術後の歯列矯正

手術から1~2ヶ月経過して、顎の骨の位置が落ち着いたタイミングで、噛み合わせの最終調整をします。 筋肉や舌などの動きを考えながら、歯並びを整えます。通院は月1回です。

STEP6保定

保定

矯正治療の終了後は、後戻りを防ぐために保定をおこないます。 矯正装置を外した後、取り外し可能な保定装置(リテーナー)を装着してください。 2~3ヶ月に1回の通院で経過を確認します。

STEP7プレートの除去

プレートの除去

手術の際に、顎の骨の固定をするために使用したプレートやボルトなどの取り外しが必要な場合は、除去手術をおこないます。 ※体内に吸収される素材を使った場合は不要です。

よくあるご質問

  • Q顔など見える部分に手術の痕は残りますか?

    A

    基本的に、口の中から手術をするため、顔などに痕は残りません。

  • Q抜歯はしますか?

    A

    歯を並べるために必要なスペースを確保するため、また手術の妨げになる部分に歯(例:親知らず)がある場合は、抜歯をおこないます。

  • Q外科矯正は保険適用ですか?

    A

    当院は、外科併用の矯正治療保険適用のできる「顎口腔機能診断施設」です。 一般的な矯正治療は原則「自費診療」なので健康保険は適用されませんが、当院では顎変形症の手術前後の矯正治療は保険適用でおこないます。

噛み合わせの治療をご検討の方へ

噛み合わせの治療をご検討の方へ

当院では患者様に寄り添った、精密な外科矯正を提供するとともに、長期にわたって責任を持って対応いたしますので、いつでもご相談ください。

TOPへ戻る